リハビリ人間のよろずブログ

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立憲泉、男の仁義を見せる

 立憲民主党代表の泉氏と共産党委員長の田村智子氏が会談を19日行い、野党連携の重視を確認したと20日付の日経が報じています。

 

www.nikkei.com

 

 誰も将来を読むことなど不可能ですし、この選択の是非は神のみが知ります。私は以前のブログ記事で、共産党と組むことは立憲民主党政権交代の実現への障害となりうるという旨を書きました。

 

take0506.hatenablog.com

 

 この記事は妄想の類ですし、共産党も何らかの上からの承認があって存在していると想像するのもいいのですが、共産党という名前はいろいろな人(特に上から)にはアレルギーがあるので表舞台に立つことは困難です。記事の扱いが小さいですが、泉氏にとって今後の雌雄を決っしかねない選択をされたのかもしれません。

 

 立憲民主党の代表選は野田氏が出馬の検討をされていますが、出るとなれば小沢氏のバックアップが得ることは想定され、有利な選挙戦を展開できるでしょう。当然、共産党との関係は見直しとなります。泉氏は、推薦人を確保するのに苦戦しているという噂もあります。もしかしたら撤退が既定路線で、この共産党との連携確認は単なる建前になってしまうかもしれません。

 

 報道されている情報だけで見てみると、枝野氏も出馬を表明されています。この方が小沢氏の支援を受けるかもしれない可能性もあるし小沢氏は両建てしているのかもしれません。枝野氏は共産党との連携したことにより選挙で大敗をした過去を踏まえるとリベラル的でありながらも、共産党との連携はないと見てよいのではないでしょうか。江田憲司議員氏も出馬依頼を受けてるそうですが、まぁ共産党とは合わないのではないでしょう。

 

 この四氏で唯一、共産党との連携の可能性があるとしたら、泉氏ではないのでしょうか?彼が出馬できるかどうかすらわからないですが、政治家として今回、筋を通したことは将来状況が激変していった場合、彼にとって思わぬ財産になるのかもしれませんね。

 

 

追記

日経の記事だけ参照してました。NHKの記事には共産党は連立には入らないという認識を泉氏はしているようです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240819/k10014553031000.html

この辺の微妙なニュアンスを自民党議員が発信するとネット右翼様は政治駆け引きがなんて絶妙なんだと絶賛するのはお約束です。