私の思想信条を誰かに分析させると、恐らくリベラルよりに分類されるかと思います。ただ今日のブログ記事はその思想信条を同じくする人に反感を買う事でしょう。ただ、私は元来、保守的であり、また正義と健全な社会の構築という観点から保守、リベラルが平和的に共存するのが理想であると思うので、多くの方を不愉快にさせるのを覚悟して書きます。
私が今さっき思いついたことはさして目新しい視点ではありません。以下です。
大人気シンガーであるテイラー・スウィフトは、お偉い人にとって分断を加速させるための格好のツールであるのではないか?
耳学問であり、適切なアメリカポップカルチャーについての詳細は知らないのですが、テイラー・スウィフトはカントリー歌手で彼女が出てきた時は、アメリカの保守派はカントリーという保守が好むジャンルにありながら、若く容姿も端麗であることから、この歌手の出現に大きな期待を寄せたようです。しかし、彼女はそのような保守派に対して距離を置きます。そして民主党支持を公表し、彼女のメイン支持層ある若年層からの支持も盤石にしました。
別にカントリー歌手がリベラルであっても関心ない人からしたら別にどうでもいいのですが、保守派の期待を裏切る行動は、保守派のアイデンティティーを奪うのには十分です。大人気カントリー歌手がリベラル派に属し、そのリベラルの若年層から人気を集めるという事実はますます保守派の居場所がなくなっていくのは当然でしょう。
私は彼女の本心は知りようがないし、若い女性がリベラル的価値観を持つのは別に不自然なことではありません。ただ、純粋で無知だった若い彼女を売り出そうとする偉い大人が彼女に対して条件や教育を徹底させ、自由の価値を声高に叫ぶシンガーとして大々的にプッシュさせるというのは、エンターテインメント業界の常とう手段であるのは衆知の事実でしょう。さらにカントリー歌手ですらもリベラルであるという謳い文句は、ある偉い層(どこが黒幕か察せますよね)にとってはおいしいですよね。
彼女がトランプを支持しないのは彼女が実は保守派であったとしてもある意味、自然であると思います。ただ、彼女のような保守層のプライドを奪うような存在がトランプ支持者という過激派を産み出したかもしれない、そしてそれは自然発生的なものではなく、実は上が意図的に作り出したものかもしれないというのは私の妄想として頭の中に収めておくだけだと何となく後悔しそうなので記した次第です。分断がもたらす混乱で得する層は必ず存在します。
最後になりますが、大衆に向けて前線に立っている人は常に危険が付きまといます。彼女はスターとしての運命に翻弄されていて、彼女の意思で100%の本音を言える身ではありません。保守派が彼女を攻撃するのは筋違いであるでしょう。